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日本株展望

新年のNYダウは上昇スタート

ZDNet Japan Staff

2017-01-04 11:30

今日のポイント

  1. 新年のNYダウは上昇してスタートしており、日経平均も上昇スタートが見込まれる
  2. 1月はリターン・リバーサルが多い。12月に強気一辺倒の上昇が続くと、1月は下落で始まることが多い。2016年12月の日経平均は前半に過熱気味の上昇となり、1月の反落が懸念されたが、12月後半に上値が重くなり、短期的な過熱感は低下している

 これら2点について楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

年末年始の海外市場は小動き

 2016年末は、NYダウ・日経平均とも、上昇ピッチの速さに警戒が広がり上値が重くなっていた。年明けのNYダウはとりあえず上昇スタートとなった。

NYダウ:2万ドル直前でやや上値が重くなっている

  • 12月30日:1万9762ドル(前日比マイナス57ドル)
  • 1月3日:1万9881ドル(前年末比プラス119ドル)

ドル円為替:1ドル117円台を中心に小動きだった

 1月4日の日本時間午前6時現在:1ドル117.68円

CME日経平均先物(3月限)

 1月4日の日本時間午前6時現在:1万9285円(昨年末の日経平均1万9114円対比プラス171円)

1月に日経平均のスピード調整はあるか?

 トランプ次期大統領の経済政策への期待から、2016年11~12月は世界的に株高が進んだ。トランプ氏が大統領に就任するのは1月20日、そこから公約通りの大規模景気対策を実施するとしても、その効果が出るのは10月以降となる。期待を先取りして株高が進んでいることに危うさを感じる投資家もいる。

 窪田氏は、トランプ次期大統領の経済政策“トランプノミクス”への期待だけで株が上がっているとは考えていないという。2016年末の世界的な株高の主因は「世界景気の回復」にあると考えられる。いわゆる「トランプラリー」は、11月にトランプ氏が大統領に勝利してから始まったが、当選前から世界経済の好転は始まっていた。

 トランプ氏は大統領選に勝利してから、反グローバル主義の過激発言を控え、代わって過激とも言える大規模景気対策の実施を宣言した。そのため、世界景気に対する強気な見方が広がり、金融市場でドル高・株高のトランプラリーが進んだ。

 窪田氏は当面、世界景気回復を織り込む、債券を売って株を買う流れである“グレートローテーション(大転換)”が続くと考えているという。ただ、そうは言っても、これまでの日経平均の上昇ピッチの速さに不安を感じる投資家もいる。1月中に短期的な、上がったものが下がり、下がったものが上がる流れである“リターンリバーサル”が起こっても不思議はない。

 1月は、経験則からリターンリバーサルが起こりやすい月であることがわかっている。果たして、2017年はどうなるだろうか?

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