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展望2017

IT企業の年頭所感(2)--生産性向上を目指しクラウド、AI、IoTを活用する

ZDNet Japan Staff

2017-01-05 16:17

日本オラクル 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 杉原博茂氏

 明けましておめでとうございます。迎えた2017年は酉年(とりどし)、「酉」は「果実が極限まで熟した状態」を意味するといわれています。皆様にとってこれまでの努力や取り組みが成就する1年となることを心より願います。

杉原博茂氏
日本オラクル 取締役 代表執行役社長 兼 CEO 杉原博茂氏

 年頭にあたり、「百人力」すなわち生産性向上という言葉をキーワードに掲げます。これから、ますます不安定で予測しにくい社会情勢において、ビッグデータ、IoT、クラウドなどの分野でオラクルの総合力を駆使し、お客様、パートナー様、そして社会に貢献していく所存です。

 「百人力」とは、文字通り100人分の力があること、あるいは強力な援助となり、頼もしく感じる、などの意味があります。クラウドを中心とした弊社の技術力、営業力、サポート力がお客様にとって「百人力」に、つまり真に頼もしい存在になることを、改めて目標とします。そのためには、弊社社員一人ひとりの力をさらに底上げするという原点に立ち返り、各種強化策を進めていきます。

 2016年より日本の雇用状況や企業収益は高い水準を維持しているものの、民間企業の投資や消費動向など一部でいまだ力強さを欠いている印象を受けます。1つの要因として、少子高齢化による人口減少が引き金となり、人手不足への不安が払拭しきれないことにあるでしょう。日本が世界と競争するに十分な力をつけるためには、この優れた人材を最大限に活用して高い生産性を実現する仕組みづくりが必要だと考えます。

 デジタルの側面から生産性向上のチカラとなるのがクラウドです。企業や社会の重要な基幹ITを支える領域でのクラウド活用はこれからが本番です。従来と比較し既存システムの運用管理コストを大幅に削減できるとともに、どこにいても、必要な時に、必要なだけ、迅速かつ俊敏に最新のITを構築、活用することができます。

 また、事業環境の変化に円滑に対応できる柔軟性も得られます。最小のリソースで最大のビジネス効果をもたらすためには既存の仕組みをクラウドへと移行することが、中小規模から大規模・グローバル規模でも必要不可欠になってきました。

 日本オラクルは、2014年からクラウドビジネスを本格化して継続的成長を遂げ、直近のクラウドの売上は前年同期比2倍に拡大しました。

 クラウドにおいては、「SaaS」「PaaS」に加え、2106年は「IaaS」への注力も発表いたしました。弊社は、従来の技術に加え、お客様の状況に合わせて選択可能なクラウド形態を、日本全国各地から世界へお届けできる企業として「百人力」を発揮し、皆様の生産性向上のために全社一丸となって取り組んでまいります。社員一人ひとりが百人力を標榜し、お客様・社会により一層貢献できる1年にしたいと思います。

 日本オラクルでは、「Digital AID by POCO(The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに、社会に貢献するクラウドカンパニーとして、オラクルのクラウドのメリットを最大限に活用いただけるよう推進しています。

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