編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」
今週の明言

SUSE首脳が語る「オープンソース企業の理念」 - (page 2)

松岡功

2017-01-06 15:14

 Miller氏はHPEと富士通との協業について紹介したうえで、「さまざまなグローバルパートナーと協業するのは、まさにSUSEのDNAだ」とも語った。冒頭の発言は、そうしたエコシステムとともに、確固たる理念のもとで業容を拡大しつつあるSUSEの自信の表れだといえよう。

SUSEのグローバルパートナー
SUSEのグローバルパートナー

「会社の姿は変わったが、お客様に提供する価値は変わらない」
(日本ヒューレット・パッカード 本田昌和 データセンター・ハイブリッドクラウド製品統括本部長)

本田昌和
日本ヒューレット・パッカードの本田昌和 データセンター・ハイブリッドクラウド製品統括本部長

 日本ヒューレット・パッカード(HPE)が先ごろ、フラッシュストレージの導入を促進する新たな施策を発表した。本田氏の冒頭の発言は、その発表会見で、新たな施策の説明に先立ってHPEの最近のビジネス形態について言及したものである。

 フラッシュストレージの導入を促進する新たな施策については関連記事をご覧いただくとして、ここではその発表に先立って本田氏が言及したHPEの最近のビジネス形態に注目したい。

 米HPEは2015年11月に従来のHPから分割した後、サーバやストレージなどのハードウェアを軸としたITプラットフォーム事業に注力すべく、ソフトウェアやサービスの事業を分離してきた。本田氏によると、これによって新生HPEの年間売上高は280億ドル規模になるという。これは従来のHPから分離する前のHPEの事業に相当する売り上げ規模と比べると、およそ半分になる計算だ。

 企業規模はだいぶスリムになったが、本田氏は「サーバやプライベートクラウド構築ソリューションで世界第1位、ストレージやネットワークソリューションで世界第2位のシェアを持つITプラットフォームに特化した強力な会社に生まれ変わった」と強調した。

 その上で同氏は、新生HPEがこれから展開する製品戦略について図を示しながら説明した。それによると、「新たなビジネスへの対応」「IT利用形態の多様化」「レガシーシステムにおける継続的ニーズ」「コスト・スペース・電力面の制約」といった企業ITの課題に対し、「ワークロード特化」「コンポーザブル」「アーキテクチャ刷新」をキーワードとした切り口でそれぞれに製品を展開し、HPEならではの価値を顧客に提供していくという。

HPEの製品戦略
HPEの製品戦略

 同氏いわく、その価値はこれまでと変わらないことから、冒頭の発言となった。図の内容が新生HPEの製品戦略の全容であり、企業としてはスリムになったものの、むしろITプラットフォームに特化した強靱(きょうじん)な会社になったというのが、同氏の主張である。図の最下段に記されている「競合他社に無い次世代ITを見据えたビジョンと製品ポートフォリオ」という表現が、新生HPEのプライドを物語っているといえよう。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]