ネットジャパン、バックアップソフト「ActiveImage Protector」新版提供

NO BUDGET

2017-01-24 12:45

 ネットジャパンは、システムバックアップソフトウェアの新版「ActiveImage Protector 2016 R2 SP1」の提供を1月19日に開始した。税別価格はサーバ向けが1~4ライセンスで13万1900円。

 ActiveImage Protectorは、Windowsを停止せずにハードディスク内のOSや設定、アプリケーションやデータもまとめてイメージファイルとしてバックアップできる。障害発生時には、イメージファイルをそのまま戻すだけで復元できる。

 重複排除圧縮処理をイメージファイルのバックアップ時に同時に進める独自の「インライン重複排除圧縮機能」を持ち、データを最大30%のサイズまで圧縮できる。バックアップイメージファイルから仮想化変換をせずに仮想マシンとして即時起動できるImageBootの機能も備えている。

 新版では、Windows Server 2016に対応し、リモート接続時のコンソール起動速度が改善された。増分バックアップを作成するために必要なトラッキングドライバーを改善し、ホットバックアップ時の確実性が向上させている。

 8Tバイトを超えるデータを持つボリュームに対してもパフォーマンスを維持して、重複排除圧縮のバックアップが可能となり、重複排除圧縮時のバックアップ速度が従来比で約30%高速になった。バックアップ時間は従来の3分の2に短縮できると説明している。

 ImageBootは、VirtualBoxやHyper-V Server 2016、VMware Workstation Version 12に対応する。加えて、前回の終了時から継続して再使用が可能となり、バックアップの起動確認に加え、継続的に仮想マシンを使用できるようになった。これにより、短期間の代替サーバとして使用できるようになり、本体復旧時に代替運用した部分を含めてイメージファイルとして復元できる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

  4. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  5. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]