レッドハットはハイブリッドクラウド運用管理ソフトウェアの新版「Red Hat CloudForms 4.2」の提供を1月20日から開始した。
CloudFormsはオープンソースの「ManageIQ」がベース。Linuxコンテナを含む、物理や仮想、クラウドといった環境の管理プラットフォームを提供する。
新版では、Microsoft Azureと Google Compute Engineに関する計測とイベントの強化が実施された。また、Amazon EC2イメージが追加され、Amazon Web Services(AWS)でCloudFormsを実行できる。
IaaS環境構築管理ソフトウェア「OpenStack」関連の機能もアップグレードされ、テナント(プロジェクト)の管理機能が向上している。オブジェクトストレージの「Swift」とブロックストレージの「Cinder」の管理も導入。コンテナアプリケーションを構築するためのソフトウェアである「Red Hat OpenShift Container Platform」で動作するコンテナに対するチャージバック機能も強化されている。