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企業決算

SAP、第4四半期決算を発表--「S/4 HANA」導入が倍増、2020年度目標引き上げ

Steve Ranger (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-01-25 15:24

 SAPは米国時間1月24日、2016年第4四半期および通年の業績(12月31日締)を発表した。「S/4 HANA」の導入が前年同期比で倍増し、5400社を上回ったと報告している。

 S/4 HANAについては、第4四半期に約1300社が新たに契約した。この中には、Nike、Ameco Beijingなどが含まれる。このうち約30%がSAPの新規顧客であるという。

 SAPの人事管理(HCM)サービスの中核である「SuccessFactors Employee Central」は、顧客数が2016年末時点で1580社にのぼった。Mercedes-AMG、Valentinoなどが第4四半期にSAPの人事管理ソリューションを導入している。さらにBrooks Brothersが同四半期に、カスタマーエンゲージメント&コマースソリューションを選択したという。

 ビジネスネットワーク事業のクラウドサブスクリプションとサポート売り上げは2016年、恒常為替レートベースで前年比19%増となった。また、2016年に「SAP Ariba」で約250万社が8850億ドル以上の取引をしたという。


提供:SAP

 全体の業績では、2016年のクラウドとソフトウェアの売り上げは前年比7%増となり、クラウドサブスクリプションとサポートの売り上げは29億9000万ユーロだった。

 クラウドセールスの成功を図る指標とSAPが位置付けるクラウドの新規受注は2016年、前年比31%増の11億5000万ユーロとなった。クラウドサブスクリプションとサポートのバックログは年度末時点で54億ユーロとなっている。2016年の営業利益は51億2000万ユーロだった。

 SAPは拡大傾向にあるクラウド事業とサポートの売り上げの成長が、「より予測可能な」売り上げの比率を高めていると述べている。クラウドサブスクリプションおよびサポート売り上げとソフトウェアサポート売り上げの合計は2016年、SAPの売り上げ全体の61%を占めている。これは2パーセントポイントの増加となる。

 第4四半期のクラウドとソフトウェアの売り上げは前年同期比で7%増加し、クラウドサブスクリプションとサポートの売上高は前年同期比31%増の8億2700万ユーロとなった。クラウドの新規受注は40%増の4億8300万ユーロだった。

 また2017会計年度の見通しについて、クラウドサブスクリプションとサポートの売上高が38億~40億ユーロになり、クラウドとソフトウェアの売上高は6~8%増加するとしている。

 SAPは、「当社のクラウドの着実な成長の速さを反映」し、2020年の目標を引き上げると述べ、クラウドサブスクリプションとサポートの売上高目標を80億~85億ユーロとしている。これまでの目標額は75億~80億ユーロだった。

 総売上高の目標は、これまで260億~280億ユーロとしていたが、280億~290億ユーロとなった。クラウドサブスクリプションおよびサポート売り上げとソフトウェアサポート売り上げの合計の割合は、2020年に70~75%に到達する見通しとしている。


提供:SAP

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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