Microsoftは米国時間1月24日、LinkedInのインフラ担当シニアバイスプレジデントであるKevin Scott氏を最高技術責任者(CTO)に任命したと発表した。同氏はMicrosoftの最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏の直属の部下になるという。
Scott氏は新たに創設されたこの役職に就くとともに、Microsoftの経営執行チームであるシニアリーダーシップチームに加わることになる。
同氏は今後、LinkedInのインフラ担当シニアバイスプレジデントを兼任するとともに、同社の経営管理チームにとどまる。同氏はこの役職に就く前、LinkedInのエンジニアリングおよび運用担当シニアバイスプレジデントを務めており、さらにその前はGoogleやAdMobでエンジリアリング関係のリーダーシップチームの一員だった。また同氏は、シリコンバレーにある複数の新興企業の顧問であるとともに、ベンチャー投資家でもある。
Microsoftの広報担当者によると、同社の各事業を担当するCTO(例えば、「Microsoft Azure」担当のMark Russinovich氏)は今まで通り、それぞれの事業責任者の直属であり続けるという。
MicrosoftがLinkedInを262億ドルで買収する意向を発表したのは2016年6月のことだった。そして、規制当局の許可を得た後、買収は2016年末に完了している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。