日本エンタープライズサービスは1月25日、パブリッククラウドプラットフォームの設計、展開、提供、運用サポートなどを包括的に提供する「HPE Managed Services for Microsoft Azure」を提供すると発表した。
日本エンタープライズサービスは、日本ヒューレット・パッカードからEnterprise Service部門を分割して設立された新会社。2017年1月1日をもって、事業承継した。
HPE Managed Services for Microsoft Azureは、サービスパッケージをカスタマイズできる。サービスを構成するコンポーネントは「仮想サーバ、ストレージ、ネットワークインフラの管理」、「サービス調達(プロビジョニング)と解除(デプロビジョニング)、インフラのコンフィグレーション管理 」、「運用サポート、アクティブディレクトリの管理、オペレーティングシステムへのパッチ適用サービス」、「バックアップ、リカバリおよびセキュリティサービスのベストプラクティスの導入」に分かれている。
利用することで、ユーザーは使用するアプリケーションの要件に基づいたリソース使用状況を制御しながら、安全な環境で、主要業務に集中できる。
日本エンタープライズサービスは、これらのサービスのほか、クラウドへのアプリケーション移行、システム自体の変革、クラウドで利用するアプリケーションの開発、Microsoft Azure上でのビッグデータと分析機能も提供する。ビッグデータと分析機能では、データレイクのセットアップサービス、分析アプリケーションの開発と管理も含まれる。