大日本印刷(DNP)は1月27日、地域版Visaプリペイドカード「mijica(ミヂカ)」の決済基盤に同社の決済サービスが利用されると発表した。
mijicaは、ゆうちょ銀行と日本郵便が仙台市と熊本市で発行する地域版Visaプリペイドカード。クレディセゾンが運営受託している。決済サービスの導入で国際ブランドプリペイドの決済機能が銀行向けに拡充される。銀行口座から直接入金できる。
カード番号、顧客情報、売上残高などの管理機能を基本とし、個別にカスタム機能を組み合わせている。
クラウド環境で構築され、銀行口座から直接チャージできる振替機能のほか、チャージしたい時に使用する「オンライン口座振替」、指定した金額を指定した日にチャージする「口座自動振替」に対応する。口座情報や取引状況などを必要に応じて外部システムと接続できるAPIを実装しており、PCI-DSSに準拠した高セキュリティ環境で運用される。