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課題解決のためのUI/UX

「ナビゲーション」から考えるUI/UX--適切な情報デザインとは何か

綾塚祐二

2017-02-09 07:00

 前々回は地図に関する話をしたが、「それを基に実際に目的地にたどりつくまで」などは積み残していた。今回は、地図を基にした、あるいは矢印などを用いた案内板などを基にしたナビゲーションについて考えたい。「地図や案内情報と現実との対応」や移動途中の「確認のための情報」が鍵となる。

地図に基づいたナビゲーション

 当たり前のことだが、目的地まで行くには移動が必要である。自力で移動するならば、移動中も現在位置を、もしくはその瞬間ごとに進むべき方向を把握する必要がある。そう考えると、カーナビやスマートフォンなどで地図と現在位置を確認しつつ移動できるのが1つの最も安心な形である。


 しかし、ずっと地図に集中しながら歩いたり運転したりするわけにはいかないので、どういうタイミングで地図を見るか、場面に応じた必要な情報がすぐに把握できるか、などを考慮する必要がある。自動車の運転中に使われるカーナビは特に厳しく安全性が問われるので、音声ガイド機能による説明の内容・タイミングなどがかなり工夫されている。

 運転中はほぼずっと進行方向に意識が向いているので、相対的な方向を指示しやすい。かたや、歩行者の場合だと、進行方向以外を向く瞬間も少なくないので、気をつけねばならない。また、個人差も出やすく、たとえば一般的な地図は(特に理由がない場合は)「上が北」になっているので北が上になっていないと把握しづらいと感じる人もいれば、紙の地図でも進む方向に合わせて回さないとよく解らないという人もいる。

 「空間認識」のしかたの違いによるのであろうが、これは止まった状態で地図を見るときもさることながら、道をたどりながらであればより大きな影響が出る。どちらのタイプの認識方法であっても、なるべく多くの時点でランドマークなども活用し現在地や方向が確認できるようになっているべきである。

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