Googleは米国時間2月1日、「Google Cloud Platform」(GCP)上でMicrosoftの「Windows Server Core」と「Microsoft SQL Server Enterprise」のサポートを追加したと発表した。これにより同社のクラウドを「企業向けの最高のクラウド環境」にすることが狙いだ。
Googleは同日、「Google Compute Engine」上でMicrosoft SQL Server EnterpriseとWindows Server Coreのプリコンフィギュアド(事前に設定された)イメージのベータ版提供を開始した。また同社は、企業向けの高可用性および障害復旧性を強化するための、「SQL Server AlwaysOn可用性グループ」に対するサポートも発表した。さらに同社は、Windows Server Core 2016および2012 R2イメージを含むすべてのWindows Serverイメージで、「Windowsリモート管理」が有効化されていると述べた。
GCPの顧客は同日から、SQL Server Enterprise EditionがプリインストールされたGoogle Compute Engineの仮想マシンを起動できる。SQL ServerとWindows Serverのライセンスは1分単位で支払うか、自らのものを使用することができる。なお、プリコンフィギュアドイメージは、SQL Server Enterprise 2012および2014、2016(いずれもベータ版)が用意されている。
Googleが、Windowsの法人顧客や開発者に対するGCP上でのサポートを強化するのは今回が初めてではない。同社は2016年にGoogle Compute Engine上でのWindows Server 2016のサポートとともに、「ASP.NET」と「Microsoft Visual Studio」「PowerShell」のサポートを追加している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。