CDNのアクセリア、DDoS攻撃対策サービスを販売開始--テラビット級に対応

NO BUDGET

2017-02-06 13:34

 コンテンツ配信網(CDN)事業者のアクセリアは「DDoS対策サービス」の販売を2月1日から開始した。

 同社のCDNサービスの利用者は、同サービスを申し込むことで、大規模な分散型サービス妨害(DDoS)攻撃への対応策を講じることができる。新規ユーザーも防御対象となるウェブサイトのDNSを変更するだけでサービスを利用できる。アクセリアのCDNサービスに米Impervaが提供するクラウド型のセキュリティサービス「Incapsula」を連携させた。

 Incapsulaは、世界主要地域に分散配置したサービス拠点に専門のセキュリティエンジニアが常駐し、大規模なサイバー攻撃に対応するキャパシティと高度な運用を実施しており、テラビットクラスの大規模DDoS攻撃への対策を安価に利用できると説明。アクセリアは、自社のネットワーク運用ノウハウを活用しIncapsulaとのシームレスな連携を実現しているという。

 アクセリアは、セキュリティサービスのラインアップとして「DuraSite-Security」をリリース。今回のDDoS対策サービスはその第1弾。今後、CDNと組み合わせたウェブアプリケーションファイアウォール(WAF)サービスやマルウェア対策製品の提供などを予定している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

  4. セキュリティ

    生成AIを利用した標的型攻撃とはどのようなものなのか?実態を明らかにして効果的な対策を考える

  5. ビジネスアプリケーション

    Microsoft 365で全てを完結しない選択、サイボウズが提示するGaroonとの連携による効果

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]