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日本株展望

決算発表で見えてきた業績好調企業 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2017-02-07 13:05

(2)三井化学(4183)と東ソー(4042)

 石油化学産業の業績回復が目立つ。石油製品の市況が上昇する中、原料安メリットを得られるようになり、利幅が拡大している。また、自動車関連や食品包装材など付加価値の高い製品の売り上げが伸びていることも貢献している。

 三井化学は、通期(2017年3月期)の連結純利益の見通しを500億円から550億円に引き上げた。前年比プラス140%の最終増益で、最高益を更新する見通しだ。会社予想利益から計算される株価収益率(PER)は2月6日時点で9.1倍と低く、株価は割安と判断される。

 東ソー(4042)は、通期(2017年3月期)の連結純利益の見通しを540億円から700億円に引き上げた。前年比プラス76%の最終増益で、こちらも最高益を更新する見通しだ。会社予想利益から計算されるPERは2月6日時点で8.2倍と低く、株価は割安と判断される。

(3)KDDI(9433)とNTTドコモ(9437)

 ケータイ電話事業者の業績が好調だ。スマホの普及でARPU(契約者1人あたり月間平均収入)が増加していることが寄与している。

 KDDIの主力ブランド「au」では、10~12月のARPUが前年同期比2.6%増の5880円となった。NTTドコモでは、10~12月のARPU(音声+パケット+ドコモ光)が前年同期比5.2%増の4450円だった。

 昨年、総務省主導でケータイ料金の引き下げが検討されたが、大幅な料金引き下げにはつながらず、骨抜きとなった。総務省が、ゼロ円ケータイ(端末の安売り)廃止の指導に力を入れたため、販売競争が緩和され、販売促進費が減少するなど逆にメリットがあった。

 KDDIは、今期(2017年3月期)の連結営業利益が前年比9.2%増の9100億円と最高益を更新する予想としている。NTTドコモは、今期(2017年3月期)の連結営業利益が前年比20%増の9400億円と、大幅な増益を見込んでいる。

 会社が予想する1株あたり配当金から計算される配当利回りは2月6日時点で、KDDIが2.9%、NTTドコモが3.0%だ。両銘柄とも、好配当利回り株としての投資魅力が高いと判断されている。

(4)オークマ(6103)、牧野フライス(6135)、三菱電機(6503)、安川電機(6506)、オムロン(6645)、東京エレクトロン(8035)

 設備投資関連株の業績回復が徐々に鮮明になってきた。工作機械や産業用ロボット、FA(工場自動化)機器、制御機器、半導体製造装置などの受注が増えてくる見込みだ。

 米国で設備投資が盛り上がる見込みであること、中国でも人件費上昇に対応した省力化投資が伸びつつあることが貢献する。

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