当社のデータの保管技術や、ファイルシステムからデータを取り出す技術は、非常にユニークなものです。これに関しては、多くの知的財産を持っています。そして、これは当社の豊富な人材によるものです。当社のファイルシステムを作った中心的な技術者(共同創業者兼エンジニアリング担当バイスプレジデントのArvind Jain氏)は、Googleの第2世代ファイルシステムである「Colossus」を書いた人物です。彼は10万ノードで使用できるファイルシステムの書き方を知っており、それを3ノードから使い始められるように作りました。
--Rubrikがこれほど速く成長している理由は?
ストレージ市場の顧客は、長い間正当に扱われていませんでした。最後に起こった大きなイノベーションはバックアップと重複排除に関する技術で、これは2006年のことです。バックアップのターゲットを増やすための新バージョンをリリースしてきたことを除けば、長い間その場しのぎのアーキテクチャが使われ続けてきました。
--これらの技術はクラウドとも相性がよいのですか。
導入が進んでいる理由の1つは、当社の技術がシンプルで、バックアップとリカバリに関する問題を解決するからです。しかし、多くの人が当社のクラウド規模でのデータ管理のビジョンを買ってくれています。われわれがこれを「クラウドデータ管理」と呼んでいるのは、それが理由です。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。