セコム、本人認証プラットフォームサービスを開発へ

ZDNET Japan Staff

2017-03-01 07:00

 セコムトラストシステムズは2月28日、さまざまなITサービスで利用するための「本人認証プラットフォームサービス」を開発すると発表した。10月頃の提供開始を予定する。

 開発するプラットフォームは、多要素認証や分散認証などの技術を取り入れ、ウェブサービス事業者に提供する。ウェブサービス事業者は、プラットフォームを利用することでユーザー認証の安全性や利便性を高められるとしている。セコムトラストシステムズでは本人確認関連業務の代行なども視野に入れている。

 同社は、特にFinTechが一大潮流となり、個人がスマートフォンなどで資産運用を行うなど、さまざまな金融などのサービスを利用する機会が一般化していると説明。しかし、サービス利用時の認証がユーザーにとって負担になったり、ログイン時のなりすましがリスクになったりしていることから、本人認証プラットフォームサービスを通じて事業者がユーザーに負担の少ない認証手段を提供できるようにする。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]