Docker EEのプランは以下のようになっている。
- Basicには、認定されたインフラ向けのDockerプラットフォームと、同社からのサポートが含まれている。また、認定されたコンテナやプラグインがDocker Storeから利用できる。
- Standardでは、イメージおよびコンテナの先進的な管理機能と、データセンターに対するセキュアなアクセス制御、マルチテナントサポートが追加される。
- Advancedには上記の機能に加え、セキュリティスキャン機能と脆弱性監視機能が含まれている。
Docker EEは、同社のほか、AlibabaやCanonical、Hewlett Packard Enterprise(HPE)、IBM、Microsoft経由で利用可能となっている。
Dockerによると、同社の「Docker Community Edition」(Docker CE)は複数のOSやAWS、Microsoft Azureでの幅広い採用に向けて簡素化されるという。無償のDocker CEは開発者や、すべてを自らで開発するチームに向けたものとなっている。
またDockerは、Docker Certification Programと、そのテクノロジの概要についても発表している。同社はDocker認定プログラムを、「Certified Infrastructure」と「Certified Container」「Certified Plugin」という3つのカテゴリに分類している。Certified Infrastructureでは、AWSとMicrosoft Aszure、CentOS、Oreacle Linux、RHEL、SUSE、Ubuntu、Windows Server 2016向けに同社のソフトウェアが認定されている。Certified Containerでは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)がコンテナとしてのソフトウェアをパッケージ化し、直接ユーザーに配布するにあたって、Dockerのベストプラクティスを活用できるようにしている。Certified Pluginでは、ネットワークプラグインやボリュームプラグインをコンテナとしてエンドユーザーに配布できるようになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。