NECは2月28日、「OSSミドルウェアサポートサービス」の提供を開始した。
同サービスは、Microsoft Azure上でのオープンソースソフトウェア(OSS)の構築から保守までをトータルに支援するもの。ユーザーはミドルウェアごとに分散されていたOSSに関する技術支援サービスを一元的に管理できるようになる。今後3年間で200ユーザーへの販売を目標としている。
NECはレッドハット認定クラウド&サービスプロバイダーとして、「Red Hat JBoss Middleware」や「Red Hat OpenShift Container Platform」などのOSSミドルウェアおよびコンテナプラットフォームに関するサブスクリプションとサポートを提供する。NECがユーザーを直接サポートすることで、サブスクリプションの月額利用も可能となる。同社は、日本マイクロソフトとレッドハットによる「Red Hat on Azure Partner Network」にMASTER Partnerとして加盟。
また、Microsoft Azure Marketplaceで利用可能なPostgreSQLやTomcatなどについても、国内でサポート実績を有する技術者が直接、構築時やシステムトラブル時などの問い合わせに日本語で対応する。
提供価格(税別)は月額4万円から(Apache+Tomcatサポートの場合、Red Hat Enterprise Linux OSを含む)。