ブリッジインターナショナルは3月3日、インサイドセールス向けソリューション「Funnel Navigator」の機能強化を発表した。
Funnel Navigatorは、セールスフォース・ドットコムのアプリケーション開発基盤「Force.com」の上に構築されたクラウド型ソリューション。マーケティングオートメーション(MA)で得られたリード情報をインサイドセールス担当者が精査、醸成することで、より確度の高いリードを創出し、訪問営業につないでいけるように支援する。
今回強化された機能は、「ステージ定義の移行条件の自動反映」「アクションプランのコピー」「アクションプランのターゲティングにおけるCSVインポート」「日報機能の強化(日次KPIの反映、メール通知)」の4つ。
「ステージ定義の移行条件の自動反映」は、各ステージへの移行条件を設定できるようになり、条件を満たした場合には自動的にステージを正しいものに設定する機能が追加された。これまでは、顧客に関するステージ定義を段階ごとに設定し、その条件をテキストで入力し、共有するだけだった。利用者は、状況に応じてステージを選択する必要がなくなり、また更新漏れといった事態を回避できるようになる。
「アクションプランのコピー」は、作成済みのアクションプランのコピーが困難だったが、アクションプラン内の各種設定内容(インサイドセールスのアサイン、対象顧客のターゲティング、KPI設定など)についてもコピーするかどうかを選択可能となり、選択されたものについては同一条件で自動的に作成できるようになった。
「アクションプランのターゲティングにおけるCSVインポート」は、セミナー参加者リストや資料ダウンロード者のリストなどをCSV化すれば、そのままインポートして対象顧客としてターゲット設定できるようになった。これまでは、CSVファイルからデータをインポートすることで対象顧客のターゲティングを設定し、事前にデータベース内の顧客情報と突き合せ、各レコードのIDを取得しておく必要があった。
「日報機能の強化」は、担当者が日ごとに、定性的な報告内容を登録し、蓄積していくだけだったが、定性的な報告内容だけではなく、当日の主要評価指標(KPI)の進捗状況をその場で集計し、グラフ表示したものを張り付ける形でメールで報告ができるようになった。