Amazonは、メディアやコンテンツ制作のためのツールを手がけるThinkbox Softwareを買収した。Thinkboxは米国時間3月6日付けの短いブログ投稿で、同社がAmazon Web Services(AWS)に加わることになると伝えた。買収の詳細な条件は明らかにされていない。
同投稿には「現時点では、これまで通りの業務を継続している。顧客に対しては、オンプレミスであるか、クラウド上であるか、あるいはその双方であるかにかかわらず、優れたサポートを提供し続ける」と記されている。
2010年に創業されたThinkboxは、レンダリング管理システムやジオメトリキャッシュシステム、画像処理の自動化ツールといった製品群を有している。
AWSはこの買収のほんの数週間前に、ビデオ会議サービス「Chime」のローンチを発表している。いずれの動きも、インフラサービスで既に大手となっているAWSが、より充実したクラウドサービススタックの提供を目指していることを示唆している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。