フォークリフトでIoTの効果を実証----鳥取県の菊水フォージングが着手

NO BUDGET 2017年03月13日 07時00分

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 鍛工品製造の菊水フォージング(鳥取県米子市)が、工場内のフォークリフトにセンサーデバイスを装着したIoTに関する実証を3月8日に開始した。

 この実験は、鳥取県が「戦略産業雇用創造プロジェクト」の一環として採用されたもの。実験には、富士通の「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」(以下、ユビキタスウェア)が利用され、菊水フォージングの工場で効果検証を実施する。


菊水フォージングの工場内の様子

 鳥取県は、プロジェクトを2013年に開始し、2016年度から医療機器、自動車、航空機やICT分野を含む複数の産業を柱とした産業構造への転換に取り組む。

 実験で採用されたのは、ユビキタスウェアの検証用セット「パイロットパック」で、環境準備から検証までワンパッケージでトライアルができるようにしたもの。今回は、工場内のフォークリフトにセンサーデバイスを装着し、効率的な稼働方法などを検討していく。その際、富士通のIoTデータ活用基盤 「FUJITSU Cloud Service K5 IoT Platform」やセンサーアルゴリズム、データ可視化アプリケーションを活用する。システム設計や機器の設置、技術相談については、富士通が対応する。


ユビキタスウェアの活用イメージ

 今回の実証では、位置情報、転倒、転落などを把握するために使う「ロケーションバッジ」と呼ばれるセンサーデバイスが5個、位置確認に必要となるビーコン18個が提供される。また、通信ゲートウェイとしてスマートフォン「FUJITSU Smartphone ARROWS M305/KA4」5台が提供される。

 鳥取県は、IoTに関心を持ちながら導入に踏み切れない県内企業に対し、パイロットパックによる効果検証してもらうことで、IoTの普及促進や生産性向上を図りたいとしている。

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