NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、企業向けクラウドサービス「Enterprise Cloud」で提供している「Power Systems」のメニューに「AIX対応」「ライセンス監査レポート作成」「外部接続ゲートウェイ」を3月9日に追加した。日本情報通信(NI+C)が協力した。
ERPなどの基幹システムをIBM iやAIXなどのOSを用いたサーバで構築しているユーザーには、現行のオンプレミスシステム環境を極力変更せずにクラウドへ移行したいというニーズが多い。今回の拡充は、これに応えるもの。
サービスイメージ図(NTT Com提供)
「AIX対応メニュー」では、UNIX系OSであるAIXに対応したコンピュートリソースをクラウドサービスとして提供。「ライセンス監査レポート作成メニュー」では、IBMソフトウェアの利用状況を計測し、監査レポートを作成する。
これにより、ソフトウェアライセンス利用契約に必要なレポート報告書の作成負担を軽減する。「外部接続ゲートウェイメニュー」では、電子データ交換(EDI)接続で取引先とデータを交換できるゲートウェイを提供することで取引先との柔軟な接続変更や追加などが可能という。税別利用価格は下記の通り。