JTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)とコンカーは3月10日、日本市場におけるビジネストラベルマネジメントの推進に向けて業務提携を発表した。今後、クラウド型出張管理サービス「Concur Travel」を用いた日本版ビジネストラベルマネジメント(BTM)サービスを展開していく。
コンカーが提供する「Concur Travel & Expense」は、出張旅費、交際費、近隣交通費などの間接費を管理するクラウドサービス。全世界で3万5000社、4500万人に利用されているという。
JTB-CWTは、ジェイティービー(JTB)と世界最大手のBTM旅行会社であるCarlson Wagonlit Travel(CWT)との合弁会社。出張に関連する業務を受託し、現在600社を超える包括契約企業を持つとしている。
コンカーは、Concur Travelの販売から導入までのプロセスを支援し、JTB-CWTは、導入時のコンサルティングとサポート、稼働後の発券、精算、トラベルプログラムの最適化などのサービスを提供する。
両社は相互の人材交流やトレーニングを通じて人材育成を強化、3年間で100社の受注を目指している。
連携サービスの概念図(出所:コンカー)