日本株展望

米利上げ決定--材料出尽くしで円高に

ZDNet Japan Staff 2017年03月16日 11時44分

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今日のポイント

  1. 米FOMCで0.25%の利上げが決定。事前予想通りでサプライズなし。為替は材料出尽くしでドル安(円高)に。NYダウは3日ぶりに反発
  2. 日本株にとって、利上げ後に円高が進んだことはネガティブだが、米利上げを無事通過し、NYダウが反発したことはポジティブ

 これら2点について楽天証券経済研究所長兼チーフストラテジストの窪田真之氏の見解を紹介する。

米FRBが事前予想通り0.25%の利上げを決定

 日本時間3月16日午前3時に米金融政策決定会合(FOMC)で0.25%の利上げが決定した。イエレンFRB議長の元で3回目の利上げとなる。

イエレンFRB議長による3回の利上げ:FF金利誘導水準の推移

イエレンFRB議長による3回の利上げ:FF金利誘導水準の推移

 利上げ自体は、事前の市場予想通りでサプライズはなし。今後、利上げが加速するとの見方は広がらず、NYダウは上昇、為替はいったん材料出尽くしでドル安(円高)に動いた。

利上げ発表前後のドル円為替レートの動き:日本時間3月16日0時~5時40分

利上げ発表前後のドル円為替レートの動き:日本時間3月16日0時~5時40分

 15日のNYダウは前日比112ドル高の2万950ドルと3日ぶりに反発した。為替は16日の日本時間午前6時15分現在、1ドル113.36円。

 2015年12月以来、3度目の利上げとなったが、利上げペースは今のところ、前回の利上げ局面(2004~2006年)よりははるかに緩やかである。FF金利の水準自体もヒストリカルに見てまだ低水準にある。

FF金利推移:2000年12月~2017年3月

FF金利推移:2000年12月~2017年3月
注:ブルームバーグより楽天証券経済研究所が作成

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