あなたはボットに感染? サイバー犯罪対策センターがチェックサイト開設

ZDNET Japan Staff

2017-03-17 07:00

 日本のネットバンキングサービス利用者を狙うマルウェア「DreamBot」(別名Gozi、TSPY_URSNIFなど)の脅威が拡大している。日本サイバー犯罪対策センター(JC3)やトレンドマイクロが3月16日、利用者に注意を呼び掛けた。

 DreamBotは、インターネットバンキング利用者の端末に感染して、サービス利用時などに巧妙な偽のサービス画面を表示しながら、利用者が入力したIDやパスワードなどの認証情報を盗み取る。攻撃者はマルウェアが入手した情報を使って利用者になりすまし、インターネットバンキングで不正送金などを行う。


DreamBotの感染、攻撃活動のイメージ(出典:JC3)

 トレンドマイクロによると、DreamBotは近年流行したオンライン詐欺ツールの「URSNIF」を改造した亜種で、攻撃者のサーバ(C2サーバ)とのやり取りに、匿名暗号化通信のTorを使うのが特徴だとしている。

 DreamBotの拡散には、無差別型のスパムメールが使われている。メールは、2016年12月から散発的に流通していたが、2月に入って急増し、トレンドマイクロの観測では20万通が拡散に使われた。2月14日以降の約2週間で、1000件以上の検出報告があった。


スパムメールの検知状況(出典:トレンドマイクロ)

 JC3は、利用者がDreamBotに感染しているかをチェックするサイトを試験的に公開。ウェブブラウザで感染の有無を確認できる(結果を保証するわけでない)。


JC3が開設したDreamBotの感染チェックサイト

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]