
Mary Barra氏:何が起こるか確かなことは把握できないが、準備はできる
デトロイトを本拠地とする自動車メーカー、General Motors(GM)のCEOであるMary Barra氏は、同社の方針の変更に責任を負っている。同氏は非営利団体Girls Who Codeと提携しており、自動化や未来の技術への支持を表明してきた。また、若者に適切なスキルを身につけさせれば、自動化がもたらす弊害の芽を摘み取ることができると考えている。
「最低の貧困生活を送っているわけではない特定の層の米国人家族を思い浮かべてみる。低収入労働者になりつつある層だ。彼らは娘(そしてはっきり言えば息子)たちが、決して消えてなくなることのないスキルを学ぶ必要があると気づいているだろう。そしてそれをテクノロジの中に見出すだろう」(Barra氏)
知的な機械がやがて行うことになるのがGMの工場での仕事だろうと何だろうと、労働者が失業しなければならない理由はない。同氏に言わせれば、彼らは自らの最後の職を奪ったテクノロジをコントロールする術を学ぶ必要がある。
提供:ZDNET