NTTデータ グローバルソリューションズ（NTTデータGSL）は3月15日、SAPのERPシステムをAzureのクラウド環境へマイグレーションするサービス「Virtual to Cloud Migration for Azure」の提供を開始すると発表した。
オンプレミスの仮想化環境で運用している既存のSAPのERPシステムを停止させることなく、Azure環境にほぼリアルタイムで移行できる。大規模なシステムでも、1日から数日で完了する。
同サービスには、Zerto Japanが提供するバーチャルレプリケーション技術「Zerto Virtual Replication」が使われる。仮想化されたサーバの複製をオンラインで簡単に作成できる。
2016年10月にNTTデータGSLは、Zerto Japanと、SAPのERPシステムに関する協業を開始。AWSとIIJ GIOのクラウド環境へのマイグレーションサービスを提供してきた。その11月から「Zerto Virtual Replication」をAzureにも対応させたことを受け、今回のサービス提供に至った。
