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ペースレイヤ戦略に立って「ポストモダンERP」に移行せよ--NTTデータ - (page 2)

日川佳三

2017-04-04 08:33

デジタル時代における自社の強みを見極めることが大切

 講演の中盤では、ペースレイヤのアプローチを採用してポストモダンERPを導入した事例を3つ紹介した。企業へのアドバイスとしては、「デジタル時代における自社の強みを見極めることが大切」とした。

 (a)大手流通小売グループの事例は、オムニチャネルによってインターネットと実店舗を融合する事例だ。以前は、拠点ごとにシステムがバラバラで、全社共通で使えるSCMの仕組みがなかった。

 同社は、競争上優位に立てるポイントを徹底的に考え、オムニチャネル領域を革新的システム、SCMを差別化システムとした。これ以外の領域は記録システムとした。記録システムにコアERPを、それ以外に別のアプリケーションを採用し、これらを疎結合で結んだシステムを構築した。このシステムを全社の共通の仕組みとしてグローバルに展開した。

 (b)大手製造業の事例は、M&Aや合弁によるシステム統合事例だ。最初はモノリシック型のERPスイート製品の導入も考えたが、商品ごとの強みが損なわれるとの思いから、事業別の環境は差別化システムとし、コアERPと疎結合でつなぐ構成とした。

 (c)大手サービス業の事例は、100社以上にのぼるグループ企業でサービスが事業別にバラバラだった状況を改善した事例だ。バックオフィス業務を記録システムとし、グループ共通の仕組みにするようにした。一方で、事業ごとの特性を生かせる業務領域は差別化システムとした。

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