Red Hatは米国時間3月27日、2017年会計年度第4四半期(2016年12月~2017年2月期)決算を報告した。サブスクリプションの売り上げが業績を底上げし、予想を上回る内容となった。
純利益は6600万ドル、1株あたり利益は36セントだった。非GAAPベースの1株あたり利益は61セント。売上高は前年同期比16%増の6億2900万ドルとなる。
アナリストらの予想は、1株あたり利益が61セント、売上高は5億2100万ドルだった。
堅調な四半期を支えたのは、サブスクリプションの売り上げだ。同期、サブスクリプションの売上高は前年同期比17%増加し、5億6000万ドルとなった。サブスクリプションの多く(約4億3500万ドル)を占めるのは、インフラ関連の製品だ。残りは、アプリケーション開発などが関連した技術となっている。
Red Hatの最高財務責任者(CFO)Eric Shander氏は、「2017会計年度の100万ドルを上回る取引の数は30%以上増加した。2000万ドルを上回る取引の件数は過去最高に達した。この中には第4四半期に締結した初となる約1億ドルの取引もある」と述べた。
Red Hatは通期見通しについて、調整後の1株あたり利益は2.6~2.64ドル、売上高は27億2000万~27億6000万ドルになるとした。アナリストの平均予想は、売上高27億1000万ドル、1株あたり利益2.59ドルとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。