「Windows 10 Creators Update」、4月11日に提供開始へ

Mary Jo Foley (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)

2017-03-30 10:23

 ここ数週間うわさされていたとおり、「Windows 10 Creators Update」(2017年3月にちなんだ別名「1703」でも知られる)の一般提供が、4月11日から全世界で開始されることがわかった。

 Microsoftは3月29日付のブログ記事でこのリリース日を発表した。ただし、2016年8月にリリースされた「Windows 10 Anniversary Update」と同じように、Creators Updateのリリースは段階的に行われ、完了までには数カ月かかるとみられる。

 Microsoftが4月11日から一般ユーザーに提供する、この「Windows 10」のビルド番号は「15063」だ。このビルド番号はRTM(Release to Manufacturing=製造工程向けリリース)版と呼ぶべきではないが、「Release to Mainstream」(メインストリームユーザー向けリリース)であるという意味ではRTMだ。このCreators Updateをインストールすると、さまざまな修正プログラムや更新プログラムがインストールされる。

 Creators Updateには、新しい「Game Mode」やゲームストリーミング機能の「Beam」など、一般消費者向けの機能がいくつか搭載されている。また、Microsoftの複合現実(MR)プラットフォーム「Windows Mixed Reality」に対応するほか、「Microsoft Edge」ブラウザに新たな電子書籍機能とタブ管理機能が追加される。さらに、新しい「Paint 3D」アプリケーションもこのリリースに搭載されるが、従来の2Dの「Paint(ペイント)」アプリケーションもこれまで通り利用できる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

  2. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  3. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    急速に進むIT運用におけるAI・生成AIの活用--実態調査から見るユーザー企業の課題と将来展望

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]