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日本株展望

為替の行方と新しい中小型株指数に注目 - (page 2)

ZDNet Japan Staff

2017-03-31 11:38

「投資魅力の高い銘柄群」で構成される中小型株指数

 日経平均に象徴される主力大型株の株価が外部環境(為替相場など)の変化に揺れる中、国内市場では新しい株価指数が誕生した。

 日本経済新聞社と東京証券取引所(JPX)は3月13日、共同で「JPX日経中小型株指数」の算出を開始。同指数は、時価総額や売買代金などの流動性指標のみで銘柄を選ばず、(1)東証上場銘柄で時価総額上位2割(大型株)未満にある銘柄の中から、「投資者にとって投資魅力の高い会社」(日本取引所グループによる定義)を選ぶため、(2)過去3年間の株主資本利益率(ROE)や営業利益累計額を重視し、(3)複数の独立社外取締役が選任されている――など、企業統治面の分析も加味した200銘柄程度で構成されている。

 注目点は、同指数に連動した投資成果を目指す上場投信(ETF)や公募投信、同指数をベンチマーク(運用目標)にして運用されるアクティブ投信などの設定が今後想定されることだ。

 2014年1月にJPX日経インデックス400がスタートした直後に多くの関連ファンドが設定されたが、大型株指数だったことで、指数構成銘柄へのインパクトは比較的限られた。一方、中小型株指数を構成する銘柄は比較的流動性が低く、割安に放置されてきた銘柄も多くある。関連ファンドの設定で資金流入が増えれば、構成銘柄の株価切り上げに寄与していくと考えられる。

図表3:JPX日経中小型株指数とTOPIXの相対推移

JPX日経中小型株指数とTOPIXの相対推移
出所:Bloombergのデータをもとに楽天証券経済研究所が作成(2017年3月時点)

図表4:JPX日経中小型株指数の上位構成銘柄(参考例)

JPX日経中小型株指数の上位構成銘柄
注:来年度(予想)PER=Bloomberg集計による市場予想平均EPS(1株あたり利益)に基づく
出所:Bloombergのデータをもとに楽天証券経済研究所が作成(2017年3月29日時点)

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