Clouderaが米国時間3月31日、ニューヨーク証券取引所(NYSE)への新規株式公開(IPO)に向けてS-1申請書を提出した。ティッカーシンボルは「CLDR」になる予定だ。
ClouderaのIPO引受会社には、Morgan StanleyやJP Morgan、Allen & Company、Bank of America Merrill Lynch、Citigroup、Deutsche Bank Securities、Stifel、JMP Securities、Raymond Jamesが含まれる。
S-1申請書によると、1月31日締めの会計年度の売上高は2億6100万ドルで、前年の1億6600万ドルから増加している。純損失は1億8700万ドルで、前年の2億300万ドルから縮小した。
S-1申請書で、Clouderaは激しい競争に直面していることを認めており、競合他社としてIBMやOracleなどエンタープライズテクノロジ企業のほか、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoftなどパブリッククラウドベンダー、そしてHortonworksなどの名前を挙げている。
Clouderaは「Hadoop」の大手ディストリビューションベンダーだ。ライバルであるHortonworksは2014年にIPOを果たしている。
Clouderaは2008年に創業した。S-1申請書によると、2017年1月31日時点で従業数は1470人となっている。