調査

接客・営業職の7割がSNSアカウントを教える--業務利用の実態

ZDNET Japan Staff

2017-04-05 12:10

 ワークスモバイルジャパンは4月5日、「接客・営業職におけるプライベートSNSアカウントの業務利用実態調査」の結果を発表した。76.5%が顧客に聞かれて教えたことがあるとし、企業の52.5%でルールや対策が無いことも分かった。

 この調査は、営業や接客で顧客と週3日以上接触する18~49歳の会社員にアンケートしたもので、824件の回答(男女それぞれ412件)があった。

 顧客からプライベートのSNSアカウントを聞かれるという回答者は35.6%だった。顧客に教えたことがある回答者のうち、42.4%は「業務上、断れなかった/断りづらかった」とし、38.8%は「業務上、教えたほうが都合が良いから」との理由を挙げた。「業務と関係がない連絡がきたことがある」という回答者は71.9%に上る。


プライベートのSNSアカウントを顧客に教えた理由(出典:ワークスモバイル)

 一方、プライベートのSNSアカウントを教えなかった回答者の理由では、57.1%が「業務と関係ないプライベートな連絡が来るのは嫌だから」、54.1%が「プライベート情報が流出してしまうから」とした。「企業から禁止されている」は24.5%にとどまる。


プライベートのSNSアカウントを顧客に教えなかった理由(出典:ワークスモバイル)

 回答者の所属企業でプライベートのSNSアカウントに関する状況では、52.5%が「業務で使用することを推奨されてはいないが、対策やルールがない」とし、「対策やルールがあり、順守されている」は25.2%だった。


企業での対応状況(出典:ワークスモバイル)

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]