ウルシステムズは4月5日、企業のデジタル化で旗振り役となる「第2情報システム部門」の立ち上げを支援するサービスを開始した。
同社は、第2情報システム部門をビジネスとテクノロジーに精通した専任チームで、企業のデジタル化を推進する組織と位置付ける。旧来の情報システム部門に加えて、こうした組織を設ける企業も実際に出てきているという。
具体的には、事業部門や情報システム部門、経営企画部門からメンバーを招集し、デジタル化推進チームを組織する。そのうえでビジネスアナリシスやビジネスリレーションシップマネジメントをベースとした方法論をチームの共通言語として導入し、チームの役割や活動プロセスを定義していく。さらにPoC(概念実証)を通じて活動に必要なノウハウをチームに移転していく。
同サービスは、クリエビジョンと共同提供する。ウルシステムズは、これまで培ってきた先端テクノロジーや基幹業務システムに関する知見を提供し、これとクリエビジョンが持つビジネスアナリシスを駆使した企業変革ノウハウを組み合わせる。