NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は「IoT Platform」サービスのラインアップに「Things Cloud」を追加、4月6日から提供を開始した。
Things Cloudは、さまざまなシーンを想定したテンプレートを活用して、ノンプログラミングでIoTを実装できるという開発実行基盤。プロトタイプ作成時のトライアルから実運用システムまで対応可能。デバイス接続からデータの収集、可視化、分析、管理などIoTの導入に必要な機能、プロセスまでを一気通貫で実行でき、拡張性やデータ可視化環境を備えている。

Things Cloud活用イメージ(NTT Com提供)

IoT Platformのラインアップ(NTT Com提供)
デバイス接続では、データ収集プログラムをあらかじめ設定しているエージェント搭載デバイスが接続可能。収集したデータの表示やアラームなどの設定、外部アプリケーションとの連携などを直観的なユーザーインタフェースで簡単に実行できるという。
デバイスのデータ取得をはじめとした、100以上の基本的機能をすべてAPIとして提供するので、目的に応じて既存の社内システムや外部アプリケーションと連携できる。各メニュー内容と利用料金は下記の通り。初期費用は無料。
メニュー | 税別月額料金 | |
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基本料 | データ管理3Gバイト、APIコール100万回を含む | 11万8000円 |
デバイス従量 | 1デバイス登録ごと | 500円 |
追加サブテナント料 | 契約後に増設可能なサブテナントごとに必要。社内組織ごとの管理や卸提供に対応 | 1200円 |
追加データ管理料 | データ管理3Gバイト超過分に対し、100Mごと | 30円 |
APIコール超過料 | APIコール100万回超過分に対し、1万回ごと | 1180円 |