IBMは米国時間4月5日、同社の「IBM Cloud」でNVIDIAの最新GPU「NVIDIA Tesla P100」を選択できるようにすると発表した。これにより人工知能(AI)や機械学習、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)といった分野のワークロードの利用拡大を目指す。
IBMによると、NVIDIAのこの最新プロセッサを導入するのは、大手クラウドプロバイダーとして同社が初めてだという。
アナリティクス分野のワークロードにおけるGPUの役割が増大するなか、NVIDIAはデータセンターで重要な存在になりつつある。IBMやNVIDIA、Googleといった数多くの企業は、OpenPOWER Foundationに参加している。
IBM Cloudの顧客は、「IBM Bluemix」のベアメタルサーバとTesla P100アクセラレータカードを組み合わせることができる。Tesla P100は4月にIBM Cloud上で利用可能になる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。