AMD、メインストリーム向けチップ「Ryzen 5」を発売

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-04-12 10:18

 ハイエンドプロセッサ市場は誇れる性能にあふれているが、数量が大きいのはやはりメインストリーム市場だ。そして、AMDは新しい「Ryzen 5」プロセッサでメインストリーム市場に照準を合わせている。

 Ryzen 5はAMDの新しいメインストリーム向けプロセッサだ。「Ryzen」シリーズには、既に発売済みのハイエンドの「Ryzen 7」チップや、2017年後半に発売予定の低価格の「Ryzen 3」チップも含まれる。

 米国時間4月11日、AMDは249ドルで6コア/12スレッドの「Ryzen 5 1600X」から169ドルで4コア/8スレッドの「Ryzen 5 1400」まで、4種類のRyzen 5チップを発売した。なお、日本国内では「Ryzen 5 1500X」とRyzen 5 1400の発売が4月15日に延期されている

Ryzen 5の仕様
Ryzen 5の仕様

 全てのRyzenチップは、オーバークロックを可能にする倍率アンロックに対応している(ただし、この機能を実行してチップが故障しても、AMDの保証は適用されない)。

 AMDのRyzenチップのコア部分にあるのは、AMDの「SenseMI」テクノロジだ。SenseMIはセンシング、適応、および学習技術をRyzenチップに組み込むもの。これにより、1クロックあたりに実行可能な命令数(IPC)が40%以上増加している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]