また、処理が重いプロセスについて再検討して、新しいプラットフォームやIaaSと比べた上で、そのプロセスを使い続けるべきかを考えることも重要だ。「コードを無責任に引き継ぐようなことを促すような仕組みを変え、全員が変化に取り組むようにすべきだ」と同氏は付け加えた。
5.1度にすべてを変えようとする
IEEEのシニアメンバーであり、サイバーセキュリティを専門とするアルスター大学の教授でもあるKevin Curran氏は、1度にすべてを変えようとすると、壁にぶつかることが多いと述べている。同氏によれば、小規模にスタートして、ほかの部門に示せる成果を出し、それから規模を大きくしていくことが重要だという。「DevOpsのやり方を導入するには長い時間がかかると知っておくことは、長期的に見れば多くのストレスの予防につながる」とCurran氏は付け加えた。「DevOpsの導入は、大きな変化を伴うプロセスなのだから」
またDavis氏は、そのプロセスは、チームレベルでは反復的に進められるべきだと述べている。「変化を起こそうとしているほかの人たちと連携を取り、一緒に取り組んで行くべきだ」と同氏は付け加えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。