Lotus Dominoにバッファオーバーフローの脆弱性、任意のコード実行の恐れ

ZDNet Japan Staff 2017年04月18日 16時56分

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 「IBM Lotus Domino」で、IMAPサービスでのEXAMINEコマンドにスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在するとして、米CERT/CCやJPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)などが情報を公開した。同製品にログインしたユーザーによる攻撃が想定され、共通脆弱性評価システム(CVSS)では極めて高い深刻度が算出されている。

 各セキュリティ機関によると、脆弱性はIMAPをサポートするLotus DominoのIMAPサービスにおいて、長大なメールボックス名を指定したEXAMINEコマンドの処理に起因する。Lotus Domino Server 9.0.1FP8およびそれ以前のバージョンが影響を受ける。

 ただ、EXAMINEコマンドを受け付けるのはユーザー認証の完了後となるため、脆弱性を使用した攻撃を実行できるのは、製品にログインしたユーザーのみとされる。攻撃手法は「EMPHASISISMINE」と呼ばれている。

 4月18日現在で有効な対策方法は不明ながら、Microsoftの「Enhanced Mitigation Experience Toolkit」(EMET)を適用することで、脆弱性の影響を緩和できるとしている。JPCERT/CCによると、脆弱性の深刻度はCVSSのバージョン2で「9.0」、同バージョン3では「8.8」(最大値はいずれも10.0)と算出され、深刻度は極めて高い。

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