レース中のドライバーをIoTで測定--NTTらが実証実験

ZDNet Japan Staff 2017年04月20日 16時26分

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 急加速や急減速を繰り返すモータースポーツの過酷な環境下で、ドライバーはどのような身体能力を発揮しているのか――NTTとNTTドコモ、NTTデータは4月20日、全日本スーパーフォーミュラ選手権でドライバーの生体情報を計測する共同実証実験を行うと発表した。


ドライバーが着る「hitoe」

 この取り組みでは、ダンディライアンが運営するレーシングチーム「DANDELION RACING」が協力し、東レとNTT、NTTドコモが開発した生体情報を連続計測できる機能素材「hitoe」を装着したレース中におけるドライバーの心電波形や心拍数、上腕部と胸部の筋電などの情報を計測する。

 また、レーシングカーのセンサから得られる走行情報(速度や加速度、エンジンの回転数、ブレーキ圧など)とレーシングカーに搭載するカメラの映像情報を加味して相関分析を行う。これによって得られた知見をドライバーの体調管理やトレーニングメニューなどに活用できるようになるという。

 各社によれば、競技中におけるレーシングカーの情報を収集、分析する仕組みはあったものの、ドライバーの生体情報を取得する仕組みは無く、新たな機能素材などの登場で実現できる可能性が開けた。将来的にはレース中のドライバーにレーシングカーの情報だけでなく体調面などの情報も加味したアドバイスを提供し、ドライバーがより優れたパフォーマンスを発揮できることを目指す。

「DANDELION RACING」のレーシングカー
「DANDELION RACING」のレーシングカー

 全日本スーパーフォーミュラ選手権は、国内最高峰の自動車レース。実証実験は全7戦のうち4戦で行われ、初回は4月22日に開幕する第1戦の鈴鹿サーキットになる。

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