日本オラクルは4月25日、クラウド活用スキルを証明する認定資格「ORACLE MASTER Cloud」の国内取得者が500人を突破したと発表した。
ORACLE MASTER Cloudは、2016年5月より提供されており、オラクルの「Oracle Cloud Platform」製品群の1つでデータベース環境をクラウドで提供する「Oracle Database Cloud Service」と、アプリケーション開発・実行基盤「Oracle Java Cloud Service」に対応した世界共通の認定資格。
「ORACLE MASTER Cloud Oracle Database Cloud Service」「ORACLE MASTER Cloud Oracle Java Cloud Service」の2種類の資格とも、出題形式は選択式、公認テストセンターでの受験が必要。前提資格はない。
日本オラクルは、「ORACLE MASTER Cloud認定資格」に対応した学習コンテンツとして、「Oracle Cloudラーニング・サブスクリプション」を提供し、エンジニアの資格取得を支援している。内容は、クラウド上でのインスタンスの作成や、オンプレミスのデータベースからクラウドへの移行、クラウド上のデータベースのバックアップ・リカバリやセキュリティ設定、クラウド上でのアプリケーションの開発とデプロイといった、クラウド特有の技術やノウハウなどを含む。
同社では資格取得者の増加を加速するため、オラクル認定資格試験の受験者を対象に、一度不合格となった場合でも再度無料で受験できるキャンペーンを、2017年5月末までの期間限定で実施する。