「コグニティブドレス」はファッションディレクターの三浦大地氏がデザインした
日本IBMが4月27~28日に開催した「IBM Watson Summit」では、同イベントに対するツイート投稿者の気持ちをWatsonが分析し、ドレスを光らせる「コグニティブドレス」というユニークな試みが披露された。
この試みは、会場などからハッシュタグ「#IBMWSJP」でツイートされた内容を「Watson Tone Analyzer」に取り込み、複数の投稿者の気持ちを分析。感情を5つに色分けし、その中で最も強いを感情の色を「コグニティブドレス」に装着したLEDライトで表示した。
5つに分類した感情と色分けは、「喜び」(ピンク)、「おだやか」(薄い緑)、「人間性」(黄緑)、「外向性」(青)、「開放感」(黄色)。投稿はリアルタイム分析され、数秒間隔でドレスのLEDライトが次々に色が変わる様子に、多くの来場者らが関心を寄せていた。
ツイート内容から「Watson Tone Analyzer」で感情を分析
同社によると、コグニティブドレスはファッションディレクターの三浦大地氏がデザインしたもので、同イベントに合わせて特別に2着が作られたという。
Watson Summit展示会場の「コグニティブドレス」