「Windows 10向けに最適化され、強化されたバッテリ持続時間やタッチスクリーン、そのほかのWindows 10機能を備える第3、第4世代の製品に組織が関心を持つようになり、回答者の端末購入意欲が大きく高まっている。組織がテストとパイロットの段階から購入とデプロイの段階に移行しており、コンバーチブルノートPCの購入意欲が増した」(Escherich氏)
Windows 10は、プライバシー面の懸念に加えて、多くのユーザーがバグなどの問題に直面し、ロールアウトに関しても話題にされた。Softchoiceが2016年8月に公開した調査結果によると、Windows 10にアップグレード済みのビジネスマシンはわずか1%だった。ビジネスマシンの91%はWindows 7を搭載していたという(前年同期比で18%増)。
しかし2017年4月、Windows 10の最新メジャーアップデート「Creators Update」が提供開始された。このアップデートには、ネットワーク攻撃を検知して対応する「Windows Defender Advanced Threat Protection」の機能強化など、ビジネスユーザー向けのさまざまな新機能が搭載されており、サイバーセキュリティ強化に対する企業のニーズを満たしているようだ。
3つの要点
- Gartnerの最新の調査結果によると、約85%の企業が2017年中にWindows 10の導入を開始する見通しだという。
- Gartnerの調査で、半分近くの企業は新OSに移行する最大の理由として、セキュリティの改善を挙げた。その次に多かったのは、クラウド統合機能だ。
- Windows 10は最初のロールアウトで課題もあったが、企業はWindows 10を導入しようと進めているようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。