HadoopディストリビューターのClouderaは米国時間4月28日、CLDRという銘柄コードでニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。取引初日の終値は公募価格を20%上回る18.10ドルとなった。初値は17.80ドルだった。

同社は27日夕刻、公募価格を15ドル、調達額を約2億2500万ドルとした。価値算定額は19億ドルで、Intelから巨額の投資を受けた3年前の41億ドルを大きく下回っている。
Intelは2014年、同社独自のHadoopディストリビューションの提供を終了し、その資金をClouderaへの投資に振り向けた。推定7億4000万ドルを投じたIntelは当時、Clouderaの株式取得は同社にとって、データセンターテクノロジに対する過去最大の投資だと述べていた。
IntelはClouderaのIPOに際して投資を拡大し、持ち株比率19.4%を維持するためにさらに株式を購入した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。