シトリックスQ1は利益が予想上回る、ServiceNowも好調--各社決算

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-05-01 11:31

 ServiceNowの2017会計年度第1四半期(1〜3月期)は、非GAAPに基づく希薄化後の1株あたり利益は24セントで、売上高は前年同期比36%増の4億1680万ドルだった。

 アナリストらは1株あたり利益を17セント、売上高4億900万ドルと予想していた。

 サブスクリプションの売り上げが好調で、前年同期比43%増の3億8270万ドルとなった。プロフェッショナルサービス及びその他の売上高は前年同期比8%増の4130万ドルだった。

 最高財務責任者(CFO)Michael Scarpelli氏によると、同期、Global 2000企業の顧客26社を新たに獲得した。前年同期は21社だった。年間の契約額が100万ドルを上回る顧客は370社に達したという。

 Citrix Systemsも、第1四半期決算を発表した。同期の売上高は前年同期比1%増の6億6300万ドル、純利益は2760万ドル、継続事業からの1株あたり利益は44セントとなった。非GAAPベースでは1株あたり97セントだった。

 アナリストの予想は、売上高6億6400万ドル、1株あたり利益は95セントとなっていた。

 今後の見通しとして、Citrixは第2四半期の売上高を6億8500万〜6億9500万ドルの間と予想している。継続事業からの1株あたり利益は97セント〜1ドルの範囲としている。

 F5 Networksの2017会計年度第2四半期は、予想を下回る内容となった。売上高は5億1820万ドル、非GAAPに基づく純利益は1億2700万ドルで、希薄化後の1株あたり利益は1.95ドルだった。

 アナリストは、1株あたり利益を1ドル97セント、売上高を5億2300万ドルと予想していた。

 第3四半期は、売上高を5億2000万〜5億3000万ドルの範囲、非GAAPに基づく1株あたり利益を2.01〜2.04ドルの範囲としている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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