IBMは、Linuxが稼働するIBM z Systems、LinuxONE、Power Systemsが Docker Enterprise Edition(Docker EE)に対応する計画であると発表した。
Docker EEは、Dockerのコンテナー管理プラットフォームの新版で、アプリケーションの大規模な構築、実行、運用を効率的に実施できる環境を提供する。IBMは、今回の取り組みで、企業のハイブリッドクラウドインフラなどにおけるアプリケーションの開発と展開に、高いパフォーマンスと柔軟性を提供できるとしている。
LinuxONEとz Systemsでは、高度な暗号アクセラレータを搭載した単一のシステム上で、100万ものDockerコンテナーのサポートが可能となる。Power Systemsでは、高度なアナリティクスに最適なより高いスループットと応答性を提供し、コンテナ内で稼働するアプリの遅延低下を実現できる。