編集部からのお知らせ
ZDNet Japanが新しくなりました!
New! 懸念高まる産業機器のセキュリティ
トップインタビュー

IoT予防保守が実現するダウンタイムレスと海外事業展開--サトーグループCEO - (page 2)

日川佳三 怒賀新也 (編集部)

2017-05-12 07:30

ラベルを使うことなく商品に情報をタギングする

 一方、2017年1月に買収した英DataLaseの印刷技術であるインライン・デジタル・プリンティングのことを松山氏は「ラベルレス革命」と表現する。「これまではラベルを媒体にして情報をタギングしていた。これに対して、ラベルを作ることなく情報をタギングできないか、という声に応える」(松山氏)

段ボールの所定部分に顔料をコーティングしておき、その部分にレーザーを照射することで文字を書く。出荷直前の段ボールに顧客向けマーケティングメッセージを書き込むといった用途も想定している。

 「商品に顔料をコーティングすれば感熱素材になる。レーザーの照射で発色する。つまり、現場のメンテナンスが要らなくなる。まずはここが刺さった」と松山氏は評価する。

 さらに、製造ラインの最後の段階で情報を自由にタギングできることもメリットだ。「スマートフォンだけでなく、リアル印刷の世界においても、情報をパーソナライズ化して届けることができる」(松山氏)

 現在では、まだ白黒でバーコードや文字を印刷できるだけ。いますぐに実現できるインライン・デジタル・プリンティングの応用例として松山氏は、ECサイトの消費者ごとにパーソナライズした広告を、商品郵送用のダンボール箱に印刷して郵送する使い方を挙げる。

 スイスのNestleの事例では、Maggiブランドのお菓子のダンボール箱にインライン・デジタル・プリンティングを利用してロット情報やバーコードを印刷している。インライン・デジタル・プリンティングを導入している工場はまだ4つだが、今後は採用する工場を増やしていく意向という。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

Special PR

特集

CIO

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]