編集部からのお知らせ
「ZDNet Japan Summit」参加登録受付中! 
新着記事集:「負荷分散」
座談会@ZDNet

「アーリーアダプターはもう儲けている」--IoTビジネスの現在:座談会(2)

山田竜司 (編集部) 飯田樹

2017-05-31 07:00

 IoT関連のビジネスを推進している企業が現れ始め、国もその動きを加速させている。これまでIoT関連の事業では、既存のビジネスの「カイゼン」などに重点を置いたものが多かったが、今後、IoTで新しいビジネスを創るには、何が必要なのか。IoT分野で新規事業を推進するために必要な考え方や事例を、新興ベンダーを中心に議論する。参加者は以下の5人。今回は第2回(第1回)。

参加者(順不同)

  • ソラコム 代表取締役社長 玉川憲氏
  • エスキュービズム 取締役 武下真典氏
  • シーオス 代表取締役社長 松島聡氏
  • ウフル 専務執行役員 IoTイノベーションセンター所長兼エグゼクティブコンサルタント 八子知礼氏
  • 東洋ビジネスエンジニアリング ソリューション事業本部 IoTエンジニアリング本部 本部長 志村健二氏

IoTに関心を持っている層


シーオス 代表取締役社長 松島聡氏

 志村氏IoTに対する期待ついて、われわれもセミナーや展示会で会う顧客の話を聞いていると、「IoTは何ができるか、何をすればいいか」という人達がまだまだいます。われわれの顧客は製造業が中心ですが、裾野が広いと思いました。コマツに代表されるような、自社で立ち上げて自分たちで展開していく会社もあれば、これから始動していく会社さんも実際は多いのかなと。

 もう1つ目立つのが、経営者に「IoTで何か提案しろ」と言われて来る方が多いということです。その方に「経営者の方はIoTを知っていますか」と聞くと、「多分知らないから教えなきゃいけない」と返答がありますが、目的がないと具体的にはなりません。IoTでカイゼンをやりたいのか、儲けたいのかが分からない状態で、ワードだけ先に進んで、そこまで解釈されていない現実を感じています。

 松島氏:私は2016年12月に『UXの時代-IoTとシェアリングは産業をどう変えるのか』(英知出版)という本を出しましたが、反響の大きさから関心の高さを改めて感じました。講演に呼ばれるようになり、読者になるべく会って、なぜこの本を読んだのか聞いていました。

 すると、だいたい3つに分かれる。1つは経営企画で「IoTを使って、何か新しいことをやっていきたい」というまさにイノベーションの人達です。2つ目は「IoTやAIやロボティクスは全然わからないけど、興味があるから情報収集したい」という人達。もう1つは起業家です。講演の時に「皆さんどういう目的で来ていますか」と聞くと、大体1:1:1という状況になります。関心の高さが経営層にあり、イノベーションにIoTを使うとどう経済価値が生まれるかに紐付いてる印象です。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    Google Cloudセキュリティ基盤ガイド、設計から運用までのポイントを網羅

  2. セキュリティ

    仮想化・自動化を活用して次世代データセンターを構築したJR東日本情報システム

  3. ビジネスアプリケーション

    スモールスタート思考で業務を改善! 「社内DX」推進のためのキホンを知る

  4. セキュリティ

    Emotetへの感染を導く攻撃メールが多数報告!侵入を前提に対応するEDRの導入が有力な解決策に

  5. セキュリティ

    偽装ウイルスを見抜けず水際対策の重要性を痛感!竹中工務店が実施した2万台のPCを守る方法とは

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]