編集部からのお知らせ
Pick up! ローコード開発の行方
「これからの企業IT」の記事はこちら

HPE、メモリ中心コンピュータ「The Machine」の新プロトタイプ発表--160TBのメモリ搭載

Larry Dignan (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2017-05-17 10:35

 Hewlett Packard Enterprise(HPE)は、160Tバイトのメモリを搭載したプロトタイプシステムを発表した。

 このプロトタイプは、ビッグデータを扱うワークロードをターゲットとしたアーキテクチャである、メモリ主導型コンピューティングの研究プロジェクト「The Machine」の成果として、米国時間5月16日に発表された。メモリ主導型コンピューティングでは、プロセッサではなくメモリがアーキテクチャの中心になっている。その目標は、メモリ、ストレージ、プロセッサの間にある非効率性をなくし、問題をより速く解決できるようにすることだ。

HPE The Machine

 製品化はまだ先のことだが、このメモリ主導型コンピュータの発表は、HPEのメモリ主導型コンピューティングの研究開発が進展していることを示すものだ。同社はムーアの法則が限界に達するのを見越して、新たなコンピューティングアーキテクチャを模索している。IoT(モノのインターネット)や機械学習、人工知能(AI)は、今後新たなコンピューティングモデルを必要とする可能性が高い。

 2016年に同社がメモリ主導型システムのデモを行った際には、最高経営責任者(CEO)のMeg Whitman氏が、The Machineプロジェクトは同社の成長見通しに不可欠な要素だと発言している。

 HPEはメモリ主導型コンピューティングがエンタープライズアプリケーションで盛んに利用されるようになることを期待している。

HPE The Machine

 このプロトタイプの仕様は、次のようなものだ。

  • 160Tバイトのメモリを、高パフォーマンスのファブリック用プロトコルを通じて相互接続された40の物理ノード間で共有。
  • ARM系のCavium製プロセッサ「ThunderX2」で動作するLinuxベースのOSを使用。
  • 新しいフォトニクスモジュール「X1」を含むフォトニクスおよび光通信リンク。
  • 巨大な永続メモリを活用するためのソフトウェアプログラミングツール。
    • この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    ファイルサーバ管理のコツはここにあり!「無法状態」から脱出するプロセスを徹底解説

  2. クラウドコンピューティング

    社員の生産性を約2倍まで向上、注目の企業事例から学ぶDX成功のポイント

  3. コミュニケーション

    真の顧客理解でCX向上を実現、いまさら聞けない「データドリブンマーケティング」入門

  4. ビジネスアプリケーション

    デメリットも把握しなければテレワークは失敗に?─LIXIL等に学ぶ導入ステップや運用のコツ

  5. 運用管理

    ニューノーマルな働き方を支えるセキュリティ-曖昧になる境界に変わらなくてはならないデータセンター運用

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]