富士ゼロックスは5月17日、freeeと提携し、「Cloud Service Hub for freee」「経理業務支援ソリューション for freee」の販売を開始したと発表した。
freeeの「クラウド会計ソフトfreee」と富士ゼロックスの複合機を連携させた。新製品の販売と合わせて、富士ゼロックスは「クラウド会計ソフトfreee」の販売を手掛ける。
freeeは、帳簿作成や決算書作成の自動化など、中小企業の会計業務全般を支援し、請求書作成や入出金管理、経費精算にも対応するクラウド型ソフトウェア。複数拠点の数字をリアルタイムに把握でき、改正電子帳簿保存法にも対応している。
Cloud Service Hub for freeeは、複合機でスキャンした領収書などのデータをクラウド会計ソフトfreeeに一括で格納できるクラウドサービス。非定型サイズの領収書を複合機の読み取りガラスに複数枚並べ、一括スキャンさせることでデータを読み込む。領収書データは自動的に分割され、複合機の自動原稿送り装置を使うことで、定形サイズの経理関連証憑を高速スキャンし、証憑電子化の業務を効率化する。
経理業務支援ソリューション for freeeは、経理処理前に発生する、紙による承認申請処理などの受け渡し業務を効率化する。富士ゼロックスの文書ソフトウェアであるDocuWorksを活用して、捺印が必要とされる申請書類や取引先から受け取った紙の関連証憑を電子化。freeeにアップロードする。
サービスの標準価格(税別)は下記の通り。