Citrixは、米オーランドで開催された同社主催のイベント「Citrix Synergy」で、企業がアプリやデータを安全に提供し、管理できるようにすることを重視した一連の新製品を発表した。
発表の要点は次の通り。
- Citrixのサービスラインアップに対する一連のアップデートは、企業のデジタルワークプレース構築を重視した設計になっている。
- ビジネスワークフローを最適化するような「Citrix Cloud」の新サービスをリリース。
- ネットワーキング製品「NetScaler」や「NetScaler SD-WAN」に対して、クラウド、アナリティクス、セキュリティを重視したアップデートを提供。
- 重要なパートナーシップへのアップデートとともに新たなジョイントパートナー製品を発表。
またCitrixは、「Citrix NetScaler Management and Analytics System」(MAS)に、行動検出機能、アナリティクス、リスク解消機能を新たに追加する製品「Citrix Analytics」を発表した。同製品は、機械学習アルゴリズムを使用して、「XenApp」「XenDesktop」「XenMobile」「ShareFile」「NetScaler」などのCitrix製品のデータセットを分析する。
Citrixの製品担当シニアバイスプレジデントPJ Hough氏は、この製品は、アナリティクスによって「潜在リスクを予想し、マネージャーが能動的にリスクを解消する」ことを可能にし、企業の事業継続を支援する能力を持っていると述べている。
Citrix Analyticsは2017年後半にリリースされる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。